支払能力・支払状況の判断

未収金の回収において最も重要なことは、相手方に支払いの能力があるかないかをしっかりと見極めることです。

支払能力があるのに支払わないというのは何か理由があるはずです。

しかし重要なのは、理由如何ではなく、とるべき手段を何にするかということです。手段を間違えると、回収できるものも回収できなくなってしまう可能性があります。

支払能力がない場合は、回収できないのが通常です。

したがって、まずは債務者が支払わない理由を調査することが必要になります。

 

支払わない理由

相手に財産がない場合は、残念ながら諦めざるを得ません。強制執行するものがないわけですから、時間やお金の無駄になってしまいます。

しかし、相手が支払えないからといって財産がないと考えるのは早すぎます。

不動産、売掛金等も立派な財産です。

保証人がいる場合は、本人が支払えなくても保証人から回収することができます。また、財産があっても支払わない人もいます。

そのような場合は、相手がなぜ支払わないのかを考え、その原因に応じた手段を講じなければなりません。

その後に相手の支払い能力を判断する必要があります。

 

1)将来的には支払える見込みがある場合

「来月になれば支払える」という相手方の言葉をそのまま信用せず、債務承諾書としっかりした返済計画を出させるべきです。

 

2)一部の支払いだけ先に行っている場合

甘く見られている可能性があります。相手方が支払う相手に順番をつけているはずですので、強い意思表示をしなければなりません。

支払えるお金には限度がありますので、後回しになればなるほど未払い家賃の回収は難しくなるばかりです。

 

3)支払い能力が将来もない場合

相手方が破産手続きなどをしてしまうと、その後はほとんど回収できないのが現実です。そうなってしまう前に早く措置を取らなければなりません。

 

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